Phantomschmerz(直訳=幻の痛み) 2009年 ドイツ作品(日本未公開)
監督 Matthias Emcke(マティアス・エムッケ)
出演 Til Shweiger (ティル・シュヴァイガー) Jana Pallaske(ヤナ・パラスケ) Stipe Erceg(スタイプ・エルツェッグ) Luna Schweiger(ルナ・シュヴァイガー) Carina N. Wiese(カリーナ・N・ヴィーゼ)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
自転車レースを夢見て、日々トレーニングをしている、マーク(Marc Sumner)。
その日暮らしを続ける彼には、離婚した妻や娘もいるのだが、責任を負うことを断固として拒否していた。
いつもの様に、その日だけの関係を年下のニカ(Nika)と過ごした、彼。
だが、ある晩。
バイクに乗ったマークは交通事故に遭ってしまう。なんとか命は助かったものの、左足の膝から下を失った。楽観的な彼だったが、徐々に元気を失い、ある時から、毎晩失った足の痛みに苦しめられる。
そんな中、ふと彼によぎったのは、ニカの事だった。そして、マークは、ニカに会いに行く決意をするのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
当時、新作を捜して予告編を発見し、DVDになった時に取り寄せた作品。
長髪の彼と物語に興味があったからだ。
しかし、これまたドイツ語だけなので、細やかな突っ込みはナシという事で、ご勘弁願いたい。
監督の友人、Stephen Sumnerの話に基づく実話の映画化。(監督のブログ)
そのご本人は、映画制作にも参加してくれた様子。DVDに収録されたメイキングに登場していたし、エンドロールには、実際に彼が自転車でレースコースを走っている姿が映し出されているからだ。
それでは、主人公マークを演じたティル君はと言いますと。
事故前は、定番のプレイボーイ(ご本人も相当のモテ男だったそうです。外見そう見えないが。すんません。)で、ちゃらちゃら男だったから、いつもの事で代わり映えしないねえ〜と思っていたが、
足を失ってからは、久々にティル君の演技に見入ってしまった。やっぱ上手い!
なにせ、事故現場にそれも同じようなバイクで行くシーンはちょっとドキドキしながらも、じ〜んときたのだ。
どんなに明るく振る舞っていても、やっぱりそこは、彼にとって重荷になっているんだろうなあ〜って。
そして、娘に話をしている場面は、言葉が分からなくとも、なんか彼の決意が伺えたようで、これまたじ〜んと来てしまった。
その娘Sarah役は、ティル君の本当の娘。3人の中の長女Lunaちゃん。
ドイツで27日から公開される彼の映画「Schutzengel」でも彼女が出演しているのだ。
先日試写会が行われた様子で、写真を見たら、うわ〜色っぽい!両手に華のように見えるが、彼女と2番目の娘Lilliちゃんとのスリーショットなのだ。
え〜!!びっくり。
そう考えるとティル君って若いなあ〜。
マークが心を入れ替わるきっかけを作る恋人ニカがコブラ11にも出演したヤナ・パラスケ。
すごくいい感じで、なんだか好きになってきたぞ。
そして、マークの親友Alexander役にスタイプ・エルツェッグ。
これまたすっごくかっこいい感じで、むっちゃ注目したくなったのだ。
忘れそうだった!
元妻役が、コブラ11のアンドレアことヴィーゼだったんだ。
妙にしっくりしてたのは、一番ティル君に歳が近いから?σ(^◇^;)
これは日本版にしやすいと思うので是非ともDVD化してほしい。
演技派ティル君を知って欲しいよう〜。
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「Phantomschmerz(ファントムシュメルツ)」
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