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Channel: マニアの戯言
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「1 1/2 Ritter (アンダートハルプ・リッター) 」

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1 1/2 Ritter - Auf der Suche nach der hinreißenden Herzelinde (直訳=1人前と半人前の騎士-魅力的なハーツリンデンの検索に関して) 2008年 ドイツ作品(日本未公開)

監督 Til Shweiger (ティル・シュヴァイガー) 

出演 Til Shweiger (ティル・シュヴァイガー) Rick Kavanian(リック・カヴァニアニ) Julia Dietze(ユリア・ディーツェ) Udo Kier(ウド・キア) Thomas Gottschalk(トーマス・ゴットシャルク) Tobias Moretti(トビアス・モレッティ)  Ralph Herforth(ラルフ・ハーフォース)  Mark Keller(マーク・ケラー)  Fahri Ögün Yardim(ファーリ・オーゲン・ヤルディム)  Jorres Risse(ヨレス・リッセ) 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
騎士のランツェ(Lanze)は、ルポルト(Luipold Trumpf)の騎士とギュンター王(Gunther)の騎士との試合に出て、今日も王への逆転勝利に貢献した。王の娘でハーツリンデン王女(Prinzessin Herzelinde)はルポルトから好意を持たれているが、彼女は逆に嫌っていた。
その夜、憂さ晴らしにと市民の酒場へ出掛けた王女。護衛には、ランツェが付いていった。
だが、帰りに道に王女は何ものかに誘拐されてしまい、彼は重罪になってしまう。
この罪を回避するには、王女を連れ帰るしかない。
偶然同じ牢屋にいたトルコ人の半人前騎士、エルダル(Halb-Ritter Erdal)と共に王女捜しの旅に出た、ランツェ。
彼は無事王女を連れ帰る事が出来るのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
ティル君の監督作、そして、Barefoot Films(ティル君が手がけている映画制作会社)の第2弾、だったと思うが。σ(^◇^;)
時代物のティル君&カツラ姿見たさにドイツから取り寄せて鑑賞。

すげ〜楽しいコメディだったよ。
下ネタやらもろもろベタなお笑いの要素が満載に入っていた。
しかし、
これまたドイツ語だけなので、細やかな突っ込みはナシという事で、ご勘弁願いたい。

なんたって、配役人が個人的に凄い!!
上記の出演者を見れば分かる通り、ドイツの名の知れた俳優陣から注目人までぎっしり出演しているのだ。

まずは、マーク・ケラー。
グスタフ王子(Prinz Gustav)役で、登場シーンからなんか妙な雰囲気だったのだ。σ(^◇^;)
その後に分かったが、コブラ11のアンドレは何処へやらのゲイ!
いや〜似合っていて上手かった〜。
悪役の定番、ウド・キア。(ルポルト役)。
ルポルトの御付の一人にGSG-9のフランクこと、ヨレス・リッセ。


そして、渋い黒騎士(Schwarzer Ritter)役のトビアス・モレッティ。

女性ばかりの村に住んでいて、女を知らないランツェに女性をあてがえていたのだ。
そこで、実はランツェが物凄い持ち主で〜という展開。
黒騎士がちっこい鎧だかを着けようとするシーンは笑ったね。

よく分からないWalter Sattler役のラルフ・ハーフォース。


いつものお銚子者風なHerold役のファーリ・オーゲン・ヤルディム。

みんな長髪やおかっぱのカツラ姿でその容姿を見るだけでも得した気分に。
きっとドイツ語が分かれば数倍楽しいと思えるのだが。

それでは、
主人公ランツェを演じたティル君はと言いますと、
いきなり肉体美を披露!!かっこいい!!(*^O^*)
騎士としての剣裁きも肉弾戦もすっごく上手くこなしていた。
それに珍しく奥手の役。
王女に片思いなんて、(実は両思いなんだけど)今までの役では考えられない程のウブだったよ〜。

絶対、この作品は、日本版が出て欲しいと切実に願う1本。
皆に見てもらいたいぞ。
しかし、コメディは日本版になりにくいのが現状。
きっとドイツ語独特のニュアンス的笑いが、日本語にしにくいのかもしれない。

でもこの豪華メンバー見たいよねえ。
そう思うのは自分だけかな?


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