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Channel: マニアの戯言
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「イディオッツ」

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Idioterne  1998年 デンマーク作品

監督 ラース・フォン・トリアー
主演 ボディル・ヨルゲンセン イェンス・アルビヌス アンヌ・ルイーセ・ハシング トレルス・リュビュー ニコライ・リー・コス 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
高級レストランでサラダを注文していたカレンは、別の席の客が周りの客に失礼な事をしているのを見かけた。店員はすぐさま退出を申し出ていた。
1人の女性が障害を持っている様子の男性2人を懸命に世話していたのだ。カレンは、その男性の1人に捕まれてしまい、一緒に店を出て行く事に。
そのまま一緒にタクシーにまで乗り込むと、彼らは普通な様子で会話を始めた。さらに彼らは、無銭飲食をするためのお芝居だったと言い出す始末。
カレンは、何故かそのまま彼らのグループに入り集団生活を始めてしまう。
リーダー的存在のストファーは、売りに出された叔父の家を勝手に拠点とし同じ考えの仲間達と生活していたのだ。彼らは、身体障害者支援組織だと名のり彼らの作ったものだと売りに出したり、公共の施設を利用したりしていた。
ある日、その仲間の中の1人の父親が娘を連れにやって来た。ストファーは、強制は出来ないとし、連れて行かれるのに何もしなかった。
だが、メンバーの1人のイエップは、なんとかしてひきとめようとし、ケガをしてしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
「すべてロケのみで行われ、カメラは手持ち、人工的な照明は禁止といった条件で撮影する“ドグマ95”という映画監督集団による実験的プロジェクト(allcinemaより)」の作品。

この監督さんの映画「メランコリア」でもそうだったが、ちょっと違った人々を描くのが好きなのかもしれない。
個人的には相性が悪く、今回もむかつきイライラしながら、鑑賞してしまった。
ドキュメンタリー風というか、ドッキリカメラ的に見えて、どうしても悪ふざけにしか思えず、実際にそういうサービスを受けている人には、迷惑な話ではないかと思ったり、まじで、こうやって人の善意を逆手に取ってる連中もいるのではないかと思うと、心が苦しくなったりもしたのだ。
そう思う事が逆に非常識なのかな~とも思ったりして。(^◇^;)

それでは、この作品のどこにニコライが?と思った人が多いとは思いますが、彼はメンバーの1人であらすじに書いたイエップでした。
若かりし頃なので、むちゃくちゃ可愛かった~。みんなが裸体のシーンでも、1人で羽織っていたし。
で、実は、レンタルDVDの中にインタビューも入っていて、彼はそのシーンが嫌でみんなと同じはやめたんだそう。
そして、実際の障害者の人に合った時は、つい、芝居を忘れてしまって、本名を名乗ってしまったんだって。
なんか、分かる気がしたな~。
基本、きっといい人なんだよね、彼ってさ。(超ご贔屓目線)



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