Maximum Speed - Renn' um dein Leben! (直訳=最大のスピード−あなたの人生の為のレース) 2002年 ドイツTVスペシャル(日本未公開)
監督 Sigi Rothemund(ジギー・ロゼムント)
アクション監督 Hermann Joha(ヘルマン・ヨハ) Alexander Stahl
出演 Erdogan Atalay(エルドゥアン・アタライ) Bojana Golenac(ボヤナ・ゴレナック) Guntbert Warns(グントベルト・ヴァルンス) Ann Pollmann
勝手なあらすじ(actionconcept社のホームページに掲載してあるあらすじを機械翻訳にかけ、観賞した後の印象から)
駐車場で二人の男に襲われるビジネスマン二人。
そのうちの一人は携帯から会社の留守電に掛け、脅された内容を録音した。
34歳のメッセンジャー、Markus Schneider(マルコス・シュナイダー)は、ローラーブレードを履き、颯爽とベルリンの街を駆け抜けていた。
本日も教会への配達を終え、お得意先へと向かった、マルコス。
そこで、一人のビジネスマンから、封筒を一つ手渡されるのだった。
その夜、恋人のLaura Marks(ラウラ・マーカス)と友人宅でのパーティーを楽しんでいると会社の社長からお得意先へ早朝に向かうよう携帯に連絡が入る。
そして翌朝。
マルコスがお得意先へ行くと、ビジネスマンが二人、覆面を被った二人組の男に射殺される現場に出くわしてしまう。
さらに、男達に襲われ意識がもうろうとしている間に、拳銃を握らされ、殺人犯にされてしまった。
なんとかその場を逃げ出したマルコスだが、彼はこのまま殺人犯として逮捕されてしまうのだろうか?
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年最後は、一番大好きな俳優、エルドゥアン・アタライが主役のスペシャルドラマを紹介しようと思う。
(日本版を切実に願う意味も込めて)
ドイツでもまだDVD化されてない貴重なドラマ。
新しく出来たRTL社の再放送サイトで先月放送してくれたのだ!!(danke!danke!)
ゼミル以外の彼の演技が見れてすっごくうれしかった〜。
全編ドイツ語なので、詳細は不明だが、それでも十分楽しめる内容だった。
それでは、長文ですが最後までお付き合いの程を。(^◇^;)
アタライは、主人公のメッセンジャー、マルコスを演じているのだ。
ローラーブレードのシーンはほとんどアタライ本人が演じている。
というのも、
ローラーブレードのプロフェッショナルBlade Marcという方の指導を受け撮影へと挑んだ、彼。
ある程度のスタントシーンもこなしたとか。
なので、彼の得意なスポーツの中にローラーブレードも入っているのだ。
何気なくこなす仕草にほれぼれ。(*^-^*) 見入ってしまうシーンがわんさか。
そんな中、
恋人とのいちゃつきシーンもなかなか可愛らしかった。
ラウラとの泡風呂シーンはお茶目で・・・。
でも、一瞬苦しそうだったのは内緒にしておこうかな。(泡風呂にふざけっこしながら沈められていたので)
それにしてもモテ男は辛いねえ。
どうも、元カノもパーティーに来ていたらしくモーションかけられてしまうのだ。
その場面を見られちゃってラウラと大げんか!誤解を解けなくて悔しそうにしているマルコスがじ〜んと来てしまった。
失意の中、事件へと巻き込まれてしまうのだが、必死に逃げる姿が、もう、ハラハラどきどきもの。
ちっこい体を一生懸命動かして駆け抜けていくシーンはむっちゃ格好良かったけど、むっちゃ力も入ってしまった。
そして、拳銃を握らされても、撃たない彼。
なんかすごく普通な感じが新鮮で素敵だったのだ。
何しろ、
重傷を負い、病院のベッドの中で犯人に脅されるシーンが涙もの。
点滴の管を抜き、病室の電話で会話をしながら窓の外を見る彼。
ラウラが人質に取られ、必死に病院を抜け出さなければならず、警備をしていた警官に「ごめん!」と銃を向けるマルコス。
あ〜思い出すだけでジーンと来ちゃうよ〜。(>_<)
それでは、
気を取り直して、他の配役さんの紹介。
恋人のラウラを演じたのは、「アウトバーン・コップ」での暴走車の運転手スザンネを演じたボヤナ・ゴレナック。
可愛い感じの人だったので、歳の離れた恋人?と思ったのだが。(^◇^;)
マルコスの無実を唯一信じてくれる警官ハートマンに、「スクランブル」に出演していた俳優グントベルト・ヴァルンス。
そして、当時はアタライの奥さんだった(恋人だったかも)Ann Pollmannがお得意先の会社の受付嬢で出演していた。
彼女との絡みのシーンが少しあって、なんか楽しそうだったなあ。(一番端にいるブルーのブラウスを着た女性。彼の元奥様)
事件の内容など、ネタバレ日記は「Semirマニアの洒落事」に掲載してあるので、興味がある方はそちらも読んでくれ。
(Maximum Speed - Renn' um dein Leben! ネタバレ日記)
ゼミル以外の彼の演技が見れて本当にうれしかった。
車や塀をローラーブレードで跳び越えたりしていたアタライは、本当に運動神経抜群なんだ〜と改めて惚れ直してしまった。(^_^)v
まったくゼミルを感じず、事件に巻き込まれた男を好演していた。
演技は抜群に上手いんだと確信。
益々、他の役柄も見たくなって来てしまったが、他は脇役しかないんだよなあ。
せめて、
ドイツ版でいいからこの作品のDVDが欲しい。
ていうか、お願いどこかで発売して〜。
そして、
もう少し、ゼミル以外の彼の演技も見させておくれよ〜。
頼むよ、アタラ〜イ。