A View to a Kill 1985年 イギリス・アメリカ作品
監督 ジョン・グレン
主演 ティモシー・ダルトン マリアム・ダボ ジェローン・クラッぺ ジョーン・ドン・ベイカー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
訓練の為、ヘリコプターからジブラルタルへ、パラシュート上陸した3人の英国情報部員達。
だが、何者かに襲撃され、難を逃れたジェームズ・ボンドは仲間の死体のそばに「スパイに死を」というメッセージを発見するのだった。
その後、ソ連から亡命したいという、コマコフ将軍の援護勤務になったボンドは、演奏会会場から出てくるコマコフにライフルを向けている一人の女性を発見する。その女性は演奏会で見事にチェロを演奏していた人物だった。
彼女に興味を持ったボンドは殺しの命令を無視し助けた後、コマコフ将軍の亡命を成功させた。
だが、すぐに将軍は何者かに奪還され、情報部員達を殺した黒幕はKGBのプーシキン将軍だとコマコフから聞かされたMは、ボンドにプーシキン将軍の暗殺を依頼する。
ボンドは何となく納得がいかず、独自の判断であの時の女性を探した。すると、彼女がKGBに狙われている事が判明するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
4代目のティモシー・ボンド。
実は、個人的に一番印象が強いのが彼なのだ。
作品は今回初めて見たのだが、公開当時、大々的に宣伝していて、映画雑誌などによく掲載されていたからだ。
あの輸送の飛行機から落ちそうになるアクションは有名で、すっごく興味もあった。
もしかしたら、メイキング映像をどっかでみたのかもしれない。
でも、ティモシー・ダルトンが好きなタイプでなかったので、不確かな記憶しかないのは確かなのだけども。(^◇^;)
今まで、嫌らしい女ったらしのボンドだったので、
まじめな感じの骨太タイプで逆に個人的には好感が持てた、ティモシー・ボンド。
人間くさいというか、人情に厚いというか。
なんか男が惚れる男って感じで、キャラ的には、このボンドは大好きになった。
たらしは健在だけど、なんかさわやかでよかったのだ。変ないやらしさがないのが。
その逆に
ボンドガールの邪魔だった事!
活躍してたんだろうけども、足手まといに思えて仕方なかったのだ。
さらに、背景の犯罪規模が小さい。(^_^;)
時代背景もあったんだと思うけどね。
最初に話した、輸送飛行機からのアクションシーン。
実際に飛んだスタントマンの映像を元に、役者のアップシーンを撮影したとの事。
CG技術はわかったが、まあ、気にしなければ程度だったので、うまいなあ〜と思ったらそんな演出だったとは知らなかった。
それに、できるだけのアクションシーンを自分で演じたというダルトン。
運動神経が抜群によさそうだったので、納得ものだった。
やっぱ、ボンドは若い方がいいよ。
輸送機に、車で乗り込むシーンもすごかったけども。
そうそう、むっちゃ時代の経過を感じた事があったんだ。
それは車の防弾ガラス。
最初のボンドは鉄板で防いでいたもの。
あれから20年。
そりゃあ技術も発達しますわな。(^◇^;)